ワーキングホリデーでの1年間の後半や、その後大学4年生になってからは、アルバイトをしてはすぐに海外に出かけていく生活をしていました。せっかくの学生時代でしたから、行きたいところにはできるだけ行っておきたかったのです。
その際に面倒だったのが、コンタクトレンズです。
その当時は日本で生活している限りでは、2週間使い捨てのコンタクトレンズを問題なく使い続けていました。ハードレンズはやはり痛みが心配ですし、1日使い捨てはコスト面で少し辛かったので、2週間というのはベストな選択でした。
しかし、海外に一人旅に出かけるときには、ベストな選択であるとは言えないのかもしれません。
まず、バックパックを背負ってのその日の予定も決まっていない一人旅でしたので、どんな衛生状態のところに泊まってどんな1日を送るかなんて、行ってみなければ分かりません。
つまり、2週間使い捨てレンズに必要とされている、清潔なケアができるかどうかが分かりませんでした。
心配性の僕としては、「洗浄できなかったらどうしよう」「途中で破れたらどうしよう」など、いろいろと不安を抱えてしまうので、精神衛生上も良くありません。
結局、バックパッカー一人旅をするときは、1日使い捨てのコンタクトレンズをその期間分持って行くことにしました。長くても2ヶ月を超えることはありませんでしたので、大して量はありませんし、使い終わったらすぐに捨てられるという手軽さは、旅には必須だったと思います。
ハードレンズが問題ない人はハードをそのまま使い、使い捨てソフトレンズの人は1日用のものを期間分持参するのが、一番手軽な方法ではないでしょうか。
せっかくの旅行ですので、この期間くらいはコストのことは考えずに、毎日使い捨てを楽しんでいました。